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お蕎麦といえば 実は、蕎麦好きではない。でも、だからこそお蕎麦は美味しいお店で食べたい。そう思う私の蕎麦心をくすぐるのが大阪は大正にある凡愚(ぼんぐぅ)です。大正の駅からもどうせ歩いては行けない距離なので、大阪駅からバスで行きます。降りて、すぐの通りに面してはいず、1本裏に入ります。なんだか普通のお家?だけど、暖簾が下がっているし、薄暗い居心地の良さそうな喫茶店の風情。中へはいるとそこは待合い。てんでに座って待つ。中はそんなに広くないけど皆、顔をつきあわせて美味しそうにお蕎麦をすすっている。並ばずにするっと入った事ってあったかしらん。大盛りって言うかわりに2枚とかって言うんだったと思う。週の後半しか営業していない。なぜなら週の前半は、店主がその時その時の美味しい蕎麦を探しに行脚しているそうだ。そんなお店。お店の人と客の会話を聞いていると周りにいる人みんな、いろんな所から来ている。それだけ、全国に響き渡っているのね。お蕎麦のおいしさが。 さて、お腹もくちくなったところで、次に目指すのが美味しいチャイを飲ませてくれる処。その名もチャイ工房。凡愚から、バス停一つ分くらい歩く。さらに、もう少し奥に入ってゆく。ここも普通の古いお家をそのまんまお店にしていて、暖簾をくぐって中へ入ると、叩いて下さいと木魚が置いてある。馬鹿正直に叩かなくてもよろしい。勝手に畳の部屋へ靴を脱いでズカズカ上がり込む。適当に座卓がばらけているのでそこへ座って周りに置いてある本とかいっぱい置いてあるフライヤーとかを眺めているといい。もちろん、お勧めはチャイ。でもって、ケーキもいけます。いつも凡愚でお蕎麦を食べてからお邪魔するので食べ損ねているけど、カレーもきっと美味しいはず。運がいいとにゃんこにも逢えます。チャイは頼めば作っているところを見せてもらえる。というわけで、家のチャイはチャイ工房仕込みで、んまい!自由が丘のムラとかチャイが美味しいと聞けば西に東にフラフラしたけど今は、お家のチャイがチャイ工房を除けば1番!帰りは、難波行きのバスに乗ってミナミにも行けます。 |