行って見てきた、コウスキィ
すごかった。パペットハウスギャラリィがさして広くないのは知っていたけれど、そこを又半分くらいに区切って裏を黒布で囲って楽屋にして舞台と(といっても箱机が一つ)一等前の観客席とが1メートルも無い空間に椅子がだんだんに高くなっていってそれが4列か5列。一応25名限定らしいのでそれくらいがぎゅうぅっと詰まって冬だというのに人いきれで中の空気もむっとしてくるほど。素晴らしかった。狭くて申し訳ないとおっしゃっていたけどそれがかえって贅沢な気分。人形劇といってもマリオネットではなくて演者も一体となって大きな身振り手振り顔ぶりで表現されるパペットとの共演だからなおさら。チケットがキャンセル待ちで金曜日の7時の回がとれたので、仕事の後大急ぎで、飯田橋のパペットハウスギャラリーさんへ。急いだかいもあって開演15分前には着いた。右端に席を確保。2偕のパペットハウスへジャケットを預けに行ったついでにパペット達も一渡り眺めて、1階へ.。皆さんが揃ったところでいよいよ始まり。演目は、星→空→芋→魚→花→兎→豚→種→鯰 うふふふふ。タイトルは教えられるけど中身は教えられません。ざーんねん。大熱演でした。沢さん。間に話されるお話も愉快で、面白い方でした。1時間ほどの時間だったけど、凝縮されていて 満足感で胸が一杯。そして終演後、寒気も気持良い外に出たところで、今度はお腹を一杯にしに東京パリ食堂へ。久しく行っていなかったので、外に漏れる灯りがかすかでお店が無くなってしまったか!?と思ったけど、ちゃんとあった。ちょうど人が出たところで、入れ違いで入る。前菜にエスカルゴが入ったポテトを丸めて焼いたのがのっかったサラダ。パンと一緒にどうぞというリエットも頼んで、彼の前菜はアイナメの薫製がのっかったサラダ。そして、魚のスープ。これがまた、絶品。細切りのチーズ、薄いフランスパン、アイヨリソース。も、めちゃうま。そして、待ってましたのメインディッシュ。食べたいなぁと思っていた鳥のローストにクスクスが添えてあるの。ところがね、最初快調に飛ばしすぎて、悲しいかな。ローストの手羽を囓った辺りでギブアップ。くぅ〜っ!くやしい。このお腹。こんなに丸いポンポンなのになぜ入らん!!でも、デザートもあるので彼に譲る。彼は、牛肉の赤ワイン煮。デザートはショコラ・ショコラ・ショコラ。彼はクレームカラメル。そして、キャフェでお終い。カラフで赤ワインも飲んだんだっけ。いつ行っても満足させてくれる東京パリ食堂はやっぱりエラい。帰りは、かつて余丁町に住んでいた時によく利用していたバスに乗りに行ったら、なんと秋葉原-新宿駅間は12月11日で終わるとの貼り紙。ギリギリ乗れて良かったねと思ったけど、そういえば都営12号線が開通するので必要なくなるのよね。大体、飯田橋から秋葉原ってほとんど電車と平行して走っているものね。これが12月8日の日。 そして、パペットハウスギャラリーでの個展で、沢さんが火曜日まではいらっしゃるというので、12月12日に開通したての都営12号線で再び飯田橋へ。都庁前駅は新しくないけど、飯田橋方面行きのホームや車両は新しい匂い。窓の外に見える地下のトンネルが丸い。飯田橋の駅はうんと深いところにあるらしくていくつものエスカレータを乗り継いでやっと地上へ。有楽町線の飯田橋駅からもちょっと離れたところに出る。パペットハウスギャラリーに辿り着くと沢さんがいらっしゃった。ものすごい時差ボケが直らないまま、帰国されるそうだ。演目に使われていた人形が奥にごっちゃりと置かれていた。演目で使われていたパペットと同じものをマリオネットでも作成依頼されたらしく展示されていたし、前回パペットハウスにお邪魔したときに見たペンギンは外のウインドゥにも中にも展示されていた。買える。入手出来る。1体、6万5千円。欲しいよぉ。個人蔵となっていて買えないけれど、ウサギ可愛かった。そしてその帰り、この日は火曜日だったので、新宿サブナードの伊太利亜市場へ。ここは、毎週月曜日、パスタ半額。毎週火曜日、ピザ半額をやっていて、しかもとても美味しい。 以前パスタを食べに行ったときは、ギター担いだおじさまがスグ横で歌ってくれたりした。すっかり液晶がイカレテしまったプロジェクターが壁に映画を映し出している。この時は、「ローマの休日」でした。ピザ2枚とパスタ1皿を二人で平らげてぷーらりぷーらりお家に帰りました。お帰りなさい。
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