
アイネ・クライネ・禁煙

パン屋のハトヤさんの可愛いマーク

妙高パインバレー

関山駅の改札口で見っけ

ワイナリーでお昼ごはん

ピケニケ・カステラ
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お泊まりしてきた、妙高パインバレー
一泊朝食付の宿泊券を頂いたので、行って来ました。妙高高原。しかも鈍行。青春18切符で。松本の開運堂には絶対に行きたかったので、中央本線で行こうと思っていたのだけれど、前日のハナマルが駅弁特集で高崎駅のだるま弁当が、はろーきてぃだるまの器に入っているのを見て欲しぃ!となったので、高崎から軽井沢経由で行くことに決定。しかも、横川駅で降りてバスに乗って軽井沢へ行くというコース。当たり前だけど横川で釜飯も購入。軽井沢から長野まではしなの鉄道なので、青春18切符は使えず。バスもダメでした。軽井沢駅でちょっと時間があったので駅の周りを見渡したら、大きなナイキショップ発見。早速見に行く。う〜ん、広くっていいなぁ。しなの鉄道の中でお昼に駅弁を食べる。だるま弁当はさすがにきてぃなだけあってかまぼこもピンクのゼリーもキティ。栗と3つ蓋に取り除けて、一番最後にゼリーだと思って口にしたのは、なんと梅味のこんにゃくだった。やられた〜! 長野駅を出たら、JRと改札口が一緒。ということは・・・。駅前に銀行が見えないのには驚いた。すぐ駅前のホテルのショップで銀行を聞いたけど、地元の(本店のある)八十二銀行しかわからないと言われてしまった。善光寺へ行く道すがらに第一勧銀、あさひ、富士と3つ看板発見。そのホテルのショップがサンクゼールのお店で、そこで頂いたチラシは明日オープンする善光寺前のショップのだった。ワイナリーを持っていて、オリジナルワインを作り、オリジナルジャムを作って売っているなかなかに素敵なお店で、ワインの試飲などさせて頂いたりしたので、銀行に行った帰りに寄ってジャムを送ってもらうことにして、お店をあとに。せっかく信州に来たのだからと本屋さんでガイドブックを立ち読みしてそば屋を探す。善光寺へ向かう途中にある太田屋というお蕎麦屋さんに寄ることにする。気になるお茶屋さんは、いよいよ善光寺の近くみたいだし。そうして、行きかけたときに向かい側のビルの看板にすっごく気になる物を発見。「珈琲と道草を売る店 アイネ・クライネとあってその下に禁煙マーク」。最初、道草が煙草に見えて、なのになぜ禁煙マーク?と思ったら、道草だった。すっごく気になるじゃあ、ありませんか。でも、まずは蕎麦屋。善光寺に近づくに連れてだんだんと坂道になっていく。太田屋さんは時間が時間だったから、がらがらだったけどとても美味しかった。蕎麦屋から宿泊先のホテルの送迎バスを頼む。でも、予定していた6時台のがないので、7時過ぎに着くように行くことになった。ので、長野をしばしゆっくり散策。腹ごなしに善光寺も近いのでお参りしていくことに。前の週は浅草の浅草寺にお参りしてるし、なんだろうねと言いながら。そうしたら、さっき頂いたチラシのお店で、数人の人が忙しく立ち働いて明日のオープンの準備をされていた。善光寺への道のりには、なんだかとても本屋と文房具屋が多いなと思ったんだけどどうだろう。ぜんぜん本屋が見あたらない町というのもあるけどこんなにたくさんあってそれぞれ皆やっていけているんだろうか。長野の人って本好きが多いのかな。さーっとお参りしてというか見てきてお茶屋さんへ。松葉屋という家具屋の2階が喫茶になっているそうだ。でも、4月からですって言われてちょっとショック。とても感じが良かったので。でも、これはあのアイネ・クライネに行けってことねと戻ることにする。途中アーケードのある商店街も行ってみたけど、ぜんぜん面白くないの。骨が16本もある洋傘のような和傘がちょっと気になったくらいかな。そうして、アイネ・クライネへ。なんと店主のこだわりで全席禁煙と入り口の看板にも書いてある。そうかぁ、徹底してるなぁと思い、ドアを開けるといきなり2階へ続く階段で、聞こえてくるはモーツアルト。美味しい珈琲とケーキを頂きました。おすすめ。お店を出るともう日も暮れて駅への道をひたひたと歩く。東急へ抜ける道はおしゃれなお店が多かった。駅前のパン屋にふと目が止まる。ハトヤのマークの可愛いことったら。おもわず、パンを購入。ついでに、シールも1枚頂く。駅前の平安堂というカフェもあるという本屋さんにちょっと立ち寄ってから、ホテルのサンクゼールのショップへ行くと先ほどワインを試飲させて下さった方ではなかったけど又ジャムを試食したりワインを試飲させて頂いたりして、ジャムを五個配送してもらう。ここで、もう少しまた違うパンフレットをもらっていく。 長野駅から関山(せきやま)という駅まで行って、そこから私たちだけのための送迎バスでホテルへ。もう、すっかり暗いので周りの景色が見えないのだけれど、両横が雪の壁だというのはわかる。すごいなぁ。どんどん、山の中へ入っていく。そして、いきなり開けたと思ったら、もうそこはいくつかのホテルが立ち並ぶ妙高パインバレーだった。大浴場へまずは浸かってサッパリしてから売店で買ったおつまみとビールとハトヤのパンで部屋で楽しむ。う〜ん。旅の醍醐味。外は真っ白い雪景色。着いてすぐの時は、まだゲレンデに灯りが点いていたのでナイトスキーをやっていたのでしょう。明日はどうしようかなぁなんてもらってきたパンフレットを見ていたら、サンクゼールワイナリーのレストランが12月25日から3月16日までお休みって書いてあった。ということは、3月17日って再開したばっかり?!これは、確認して行けるようだったら行きたいなと思いつつも、お店が何処にあるかも分からず、電話するには時間も遅すぎということで、なんだか明日も楽しみになってきた。ビバヒルも見たしダーマ&グレッグも見たし、もう眠くて眠くて。 翌朝ご飯はバイキング。洋食と和食とあって、先に洋食を頂いてから和食を取りに行っていたら、あやうく下げられていた。席も無くなるところだった。残してあったのにと思ったけど食べ残す人が多いからサッサと片づけてしまうんだね。わりとすぐの時間の送迎バスをお願いして、乗り込んだら他に乗客がチラリホラリ。今度は私たちだけじゃないのねと思ったのもつかの間。一人又一人と途中下車していく。ホテルで働いている方々だったらしい。駅に着いたのは、また私たち二人だけ。お風呂も朝のバイキングもけっこう混んでいたのだけれど、あれは皆車でやってきているのね。しかも、スキー目的で。ところが、駅に着いてみたら1時間位しないと列車が来ない。まぁ、待合室にテレビがあるし、この際だからと外の公衆電話でサンクゼール・レストランにお電話してみる。そうしたらなんと関山駅から3つ4つお隣の牟礼駅下車タクシーで10分程とのこと。何て偶然なんでしょう。予約しなくても良さそうだったのでとりあえずレストランが営業していることを確認して、行ってみることに。日曜日と言うこともあってテレビの特集が面白くておもわず見入ってしまったけど、外の景色もなかなかに良いところだったのでした。 関山駅で青春18切符を差し出すと駅改札の方がムッとした表情でじーっと見ながら2人分のスタンプを押して下さった。でも、でも押す場所が違っていたんだよ〜。もしかして、見るのも初めてだったかしらん。ふと横を見ると箱の中に一杯切って置いてあった無札承認の紙。それも、JRのポスターの裏を利用したらしい。あんまり可愛いので改札はしたけど1枚頂いてきた。牟礼駅を出るときに、駅改札の方がスタンプの位置が違うのに気が付いて、苦笑しながら又、スタンプを押して下さった。でも、牟礼っていう駅名の丸いスタンプをね。さて、牟礼駅を出ていざタクシーって見たら、タクシーなんかいやしない。駅前にタクシーの営業所はあるけれど人はいないわ、車はいないわ。どうしたらいいのぉ〜とレストランに電話をするもタクシーを呼んでみてと言われるばかり。そうかぁ、呼べばいいのかと目の前の営業所にでかでかと書かれている番号をダイヤルしてみれば、すぐにタクシーが目の前にやってきた。なんだ、すぐそばにいたのね。サンクゼールレストランまでと頼むとそれきた!とばかりに発進。けっこうお客さんが、来るらしい。観光バスも来るそうだ。駅の周りは結構家も建て込んでいたけれどすぐにのどかな風景に。やっぱり過疎化が進んでいるらしい。良い所なんだけどね。でも、妙高よりずっと雪が少ないとはいえやっぱり暮らすとなると大変そう。途中工事中なのでと言うことでちょっと遠回りしたけどくるくると回って丘の上のレストランに到着。やぁ、やってきたぞとレストランのドアを開けて中へはいると窓の向こうはなだらかな坂で眼下に広がる景色が美しい。駐車場もけっこう車がいっぱい来てたけどお店の中もそれなりにお客さんがいる。もう、1時も回っているというのにね。ランチタイムがたしか3時くらいまでだから、ゆっくりと来られていいな。ランチはコースがいくつか用意されていたのですが、ここはやはりワインをいただかなくてはとお肉の入ったコースを頂く。前菜から始まって、スープ、お肉と続きデザートでお終い。3000円でしたか。あと、ワインをハーフで白、赤といただきました。朝焼いたパンは大きなテーブルに乗っている色々なジャムやバターをつけて頂けます。珈琲、紅茶も同じテーブルに用意されていて、おかわり自由です。食後、テラスの方へ行ってみました。とてもお天気が良くて良い気持。お店からは、なだらかな下り坂なので、歩いて駅まで行くことにします。(でも、登ってくるのは、ちょっと大変そう)そういえばここは、ウエディングもやってらっしゃって、カタログを頂いたけどなかなかに素敵そう。お店で地図を頂いて、駅までの道をちょっと迷いながら辿ってきました。お店の人に30分で着くから、1時間あれば余裕と伺って、電車の時刻まで1時間を見ていたのですが50分くらいかかってた。なので、駅でお手洗いを借りて、ギリギリっていう感じ。なにはともあれ、無事に長野に到着。信州では、駅の立ち食い蕎麦でさえ美味しいってんで、隣のホームのそば屋さんへ。グッ! 長野から松本へ行き、残念ながら開運堂さんへは行けず。駅売店で父へのお土産に「雨上がり」なる甘納豆と自分たちには、ピケニケと名前も袋も可愛らしいカステラを購入。あと、お弁当やさんでお勧めのはと聞いて買った駅弁を持って、いざ甲府行きの鈍行へ。もう、どんどん暗くなっていって何だか、駅に人はいないし、降りる人もいないし、夜という名前の暗闇の中を進んでいるような乗り心地。それで、車内だけが異様に明るいの。でも、いきなり甲府駅の少し前から土地が開けて明るくなって、都会の景色。そこから、高尾行きに乗り換えるとまた、暗い中。トンネルもよく通るのね。でも、高尾からの中央線は人もうじゃうじゃいるし、駅も明るいし、なにより沿線がずぅ〜っと明るい。最初乗った時は終電だったのに乗り換えるたびに終電じゃなくなって、どんどん新宿に近づくにつれ、夜から昼へと逆行しているかのような時間感覚のズレ。そんなこんなで、無事に我が家へ到着。お疲れさまでした。次回は、雪辱の大館行きだ!!
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