松任市観光物産協会パンフレット


円八のあんころ餅載ってます


biz cafe


越中八尾おわら風の盆ガイドマップ


「おわら風の盆」由来と交通案内


ヤッホーのお茶漬け屋さん、志な野


七尾のお醤油屋さん、鳥居醤油店


ぶどうの木、20周年だそうです!おめでとー!!


美味しいおはぎのお店、餅富


かなざわ市街周辺MAP

堪能した北陸旅行

 アッという間の3日間でした。まず、旅行のベースになったのは近畿日本ツーリストの個人旅行で行くお得旅「JASで行く金沢3日間」でした。これにより、往復の飛行機と金沢での宿泊2泊を確保。それから、1日目のお昼と夜。2日目の朝・昼・晩。3日目の朝・(昼)をどこで食べるかネットで検索。1日目の夜は、おわら風の盆に行くので、富山も考慮の内に。移動の足は、9月10日まで使える青春18切符。図書館から借りてきたガイドブックも参考にして、どうしても行きたい!というお店をピックアップ。
 というわけで初日は、朝5時起きして6時には出発。羽田空港での集合が7時半だったので、山手線品川駅乗り換え京急で羽田空港(400円)へ。15分くらい前には到着。行きの飛行機は時間が早いせいかガラガラでした。
 小松空港について、帰りのお土産何が買えるかなぁと一応チェック(カールのかにクリーム味は買うことにして)。JR小松駅までバスで移動。12分で260円。小松駅前は今大改装工事中らしくて今度来たときは様変わりしているかも。バスの時間はチェックしていなかったけど列車の時間はチェックしていたものに順調に乗れて松任駅下車。ここで徒歩10分の所にある円八というお店のあんころを買いに行く。も〜、暑い。猛暑でした。クラクラしながら歩いてたけど、店はなく。途中産業会館かなんかで場所を聞くと、車ですよねって言われた。そういう土地柄なのね。しばらく歩いて商店街に行き当たって、その商店街が終わった先にやっと目指すお店を発見。田舎のお菓子屋さんを想像してたんだけど、思いがけず立派な店構えでびっくり。なんと、工場見学も出来るようになっていた。(時間が時間だったせいか何も作業していなかったけど)お手洗いも借りて、あんころも購入して、さて、出発。商店街を戻っていたら、北鉄バスのターミナルがあるらしく、それを目指して歩く。(この地図がまた判りにくくてひとしきり悩んだ)バスターミナルではバスに乗れないので近くのバス停へ行く。10分ほど待っていたら、来た。
 南松任から野々市中央まで290円。目指すはもりもり寿司本店。ここは、ネットで美味しいと言われていたので是非に!と思っていたお店。(行き方と休業日が分からなかったので、前日電話で確認。野々市から歩いて行けますか?と聞いたら遠いので金沢駅から南松任行きかCCZ温泉行きか寺井行きに乗ると良いと言われていた。偶然だけどその南松任から到着)感想は、う〜ん。新鮮だし種類もいろいろあるけどもー、幸せ〜!!って言う感じではなかった。ここから今度は野々市駅まで歩くつもりだったんだけど、いかんせん、もんのすごい暑さ。幸いなことに降りたバス停にいたバスに飛び乗れたのでそのまま金沢市内へGO!
 ホテルのチェックインが2時でもう少し時間があるので片町で下車(310円)して香林坊辺りを散策。タブリエとぶんぷくと餅富の場所を確認。写真も撮ったりして。ちょっと戻るんだけどヤッホーのお茶漬屋、志な野の場所も確認。も〜、我慢できずにお茶屋へGO。香林坊109かラブロの中かと考えていたんだけどちょうど通りかかったbizCAFEが感じ良さそうだったのでそこへ。内装も感じ良いしご飯系もアジアンフード充実してそうでいいお店。bizはBUSINESSの略らしくて商店街がやっているお店らしい。面白い。マンゴーラッシーを一気飲み。2杯目は半額と言うことなのでお代わり!ちうたんは1杯目は中国茶にして2杯目は違うものを頼んでいた。それでもオッケー!ってところが太っ腹。1杯目のどろどろなラッシー(380円)が美味かったじょ!すっかり鋭気も養ったしチェックイン時間も迫ってきたので、ホテルを目指す。
 今回は、香林坊そばのニューグランドアネックス。イギリス風だということで本当に感じがよい部屋(ロビーも)でした。最上階10階のお部屋。荷物を置いてホッとするまもなく越中八尾に向けて出発。金沢駅まで歩く。乗る列車の時間が迫っていて、ちうたんは作務衣姿に下駄履きだったので、普通に歩くのも大変なので可愛そうだったけど、それを逃すと後が大変なので必死!になって小走り。ホームにいた列車に滑り込みセーフ!
 富山駅周辺を少しは歩けるかと思ったけど全然時間的余裕無く、駅ビルの白エビ屋さんで白エビ天丼食べるのが精一杯だった。でも、美味かった〜!駅の上だし、もー、是非お勧め!お母さんと息子さんとでやってる風だったけど息がぴったりで、見ていて気持ちいいしとにかく安くて早くて美味しい(600円)。富山駅で降りたら食べずに行くなって感じ。他のメニューも美味しそうだった。あー、書きながら唾が、涎が、鼻水が(今、風邪引き中)。
 さて、そこからおわら風の盆の行われている越中八尾へ行くには正面改札口から入るしかないとかで通過。時刻表では行きも帰りもあまり遅い時間は無いんだけどこの3日間だけは臨時列車を出していて行くのも帰るのも遅いのがあるらしい。17:45発18:08着(高校生がやたら目立った)。以前歩いたことのある道をぶらぶらと歩く。でも、前来たときは祭りの後だったので閑散としていたのに比べてなんとまぁ人の多いこと。違うところみたい。だんだん陽も暮れてきていい感じ。お祭り自体は7時から始まるので道の両端でみんな場所取り。町ごとに三々五々流しが始まる。一番端っこの東新町でぼーっと待っていたんだけど、ここは踊りがなく男性の地方(楽器のみ)だったので、順繰りに駅へ戻りつつ違う町の踊りを見て歩く。とにかくものすごい人混みで、駅へ向かうのも大変。そんな中、旗を立ててまだ続々とやってくる団体さん達。予定通りの列車で帰ることにして、駅へ着いてみれば改札前にはロープが張られてずらりと人が並ばされていました。幸い、乗るつもりだった列車の一つ前の臨時列車に乗って、富山駅到着。もう、すっかり静かになっている富山駅前を眺めてから、金沢へ。
 駅前のバス乗り場で止まっていたバスが片町に止まるかどうかチェックして飛び乗ったら、座る前に発車。(200円)すぐに、場所を確認してあった志な野へ直行!場所柄変な所なので、夜になったら様子が一変していた。ちゃんとお店はやっていたので、恥ずかしながらヤッホーこんばんはと言いながら、入店。おじさんとおばさんが突き当たりで新聞読んでたけど、すぐにヤッホーと返答。もう、当然お代わりし放題の志な野茶漬け!私は3杯、ちうたんは10杯以上お代わりしました。おだしも1度。夜中だっていうのに美味しくってスルスルとお腹に入ってしまう。学生っぽい人が一人とその後サラリーマン3人連れが入店。皆志な野茶漬け。おじさんは、お茶漬けの具を出してくれる時にひときわ大きな声でヤッホー!と言ってくれる。当然お代わりのお茶碗を出すときもヤッホー!これは、おばさんがヤッホーと返してくれる。なんとなく、楽しいゾ!サラリーマンはビールを頼んでいたので、おじさんは「おじゃまします」と一言グラスを差し出して、ヤッホーと言いながら皆と一緒に飲んでました。今度はビール頼んでおじさんに飲んでもらいたい!そこからは、ホテルまでぷらぷら歩きながら帰りました。長〜い一日がようやく終わり。
 2日目は、予定では午前中に井波。お昼を3時半までやっている高岡の吉宗でカレーうどんにして、そこから七尾へ行き、夜をとりやさい鍋にするつもりだったんですが、やはり暑さと疲れで起きられず井波をパスすることにして、ぶらぶらと近江町市場を見がてら、駅へ行ったら、富山方面行きの列車が出たばっかりで、特急が1時間後くらいに3本有るけど、普通は無し。5分後くらいに七尾行きがあるので、七尾へ行けってことだと思ってホームへ上がったけど列車は居ない。1時間半くらい乗るし、トイレに行っておきましょうと下に戻ってホームに戻っても列車は居ない。そうしたら、後ろから走ってゆく高校生集団がいて、ふと見ると乗るべき列車のホームはずっと先にあって、もう列車はいるわ発車まで時間はないわで負けずに走って飛び乗り。間に合いました。お腹が空いていたけど幸い昨日飛行機に乗るときに買ったスタバのシナモンクッキーとペットボトルのお茶を持っていたので、それを二人で食べる。七尾に2時くらいに到着。
 昼から鍋かいって思ったけどまぁ、いいかとお店を目指すがお約束の様に場所が分からず、途中で電話。そうしたら、いつもはやってるんだけど今日は5時までやってないと言われてガ〜〜ン。戻る途中に七尾名物の大豆飴という和菓子屋さんを見つけて、一つ買って駅前の百貨店ダイワで食べる。うま〜い!素朴なお菓子。お土産用に買いに戻る。駅に戻って、列車の時刻を確認したけど高岡に行く方法は無し。5時まで七尾見物をして鍋を食べて素直に帰るのが吉と分かったので、駅前の交番でご飯を食べられるところありませんか?と聞いたら商店街の中あるいは1キロくらい先のフィッシャーマンズワーフにもお店があるということでした。商店街の中のお店は今一だったのでフィッシャーマンズワーフを目指す。目抜き通りの突き当たりにドーンと建ってました。どってことなかったけど、お腹空いてるし2階のフィッシュアンドチップスというお店で、店名のフィッシュアンドチップスとタラバガニのオーブン焼きを注文。4時で閉店しますと言うことだったけど1時間以上あるし、ゆっくり食べました。蟹は手がベトベトになって、指が美味しく味付けされました。箸袋にnishiazabuと書かれていて、目を疑いましたが、今は品川の方にお店があるそうです。なんのこっちゃ。
 フィッシャーマンズワーフは能登湾を望む位置にあったのでそこから、ジグザグにとりやさい鍋の店、のとやへ。なかなか感じのいい町並みを歩いていたらお醤油屋さん発見!さすがに一升瓶は持って帰れないので、小瓶のお醤油とだしつゆを購入。(まだ、だしつゆしか使用してないけどウマイ!)そこから、小丸山公園を越すと線路沿いに出るなと思ったら、なんと本当に山。しかも、もう一つ山があってそこが七尾城趾だった。土地の高低の急激な変化にびっくり。そんなこんなしてたので、5時にはお店に着けそうもない。遅れますって電話を入れつつ、迷って何度も電話を入れてようやく到着。どうやって、知りましたか?と聞かれてしまった。図書館で借りた1998年版のJTBのガイドブックに載っていたので、知ったんだけど残念ながら持参してなかったので、詳しく答えられず。後から電話でちうたんが連絡してました。ごちそうさま。お肉以外は自家製とのこと。どうりで、安い(550円)。量もたっぷり。そしてウマイ!しかも、鍋をすっかり食べ終わった頃にうどん入れても美味しいんですよ〜なぁんて言われて、じゃ、じゃうどんお願いします!あっ、でもつゆがない!もう一人前鶏野菜を!なんて注文してたら、最初に出していただいたやはり自家製のお漬け物とうどんをサービスして頂いてしまった。本当に、どうも有り難うございました。美味しかったです!帰りの列車の時間が迫っていたのであたふたと駅に戻ったけど、駅前のダイワの中に入っているスーパーでとりやさい鍋用の味噌を購入。お家でも早速白菜とタマネギとにんじんと鶏でとりやさい鍋食べました。やみつき!
 金沢に戻って来たのが、8時頃。食べるほどではないんだけど何か甘いものが欲しいなと駅の中のお店を物色していたらぶどうの木を発見。ここのケーキ、美味しいらしいんだよね。是非!ってお店の中でケーキセットをイートイン。お店自体は9時までやってるみたいなので余裕でした。私はイチジクのショートケーキ。ちうたんはいちごのショートケーキ。もう一つを半分個しない?ってちうに持ちかけられて、20周年記念の開店当初のレシピのレアチーズケーキを頼んだら、残念売り切れ。なので、これまた美味そうなソフトクリームを注文。ちうがぶどう。私がぶどうとバニラのミックス。美味しかったです。
 駅前のビルにブックオフがあって、その隣に珍しいキモノオフがあったので、やってたらいいなと行ってみたけど、残念。キモノオフはもう閉店。でも、ブックオフはやってたので立ち読み。坂田さんの文庫とおーなり由子さんの文庫を購入。11時閉店と共にお店を出て、この日は、ぷらぷらとホテルまで歩いて帰りました。市立図書館の辺りの道が工事中で、うっかり気づかず歩いていたのでそのまま人も居ないし突っ切ってしまったけど、今度来たら、様変わりしてるんだろうなぁなんて話しながら歩いてました。
 3日目。近江町食堂が7時半からやってるのでそれに行くつもりでアラームをセットしたけど、やっぱり起きられず。8時15分からの朝の連ドラを見てから、出発。と、こ、ろ、が、やってなかったの。やっぱり新しいガイドブックが正しかったんだわぁ〜〜!前述の1998年版のガイドブックでは7時半になってたけど2001−2002のガイドブックを家に帰ってきて見たら10時半からって書いてあった。しかも、他の飲食店全て足並み揃えて11時くらいまで開かない。どうしようと近江町市場の中をぐるぐる。じつは、ひとつ探しているお店があって、それは偶然図書館の新刊コーナーで立ち読みした新書で、近江町市場の中のお店が紹介されていて、場所を書いてもああ見えて奥が深いから分からないだろうしお店の名前も出しません。でも、行くとおばさんがあれも食べろこれも食べろとお総菜をいろいろ食べさせてくれるお店・・・という情報。でも、朝からやってるかなんて分からないし、とにかく腹ぺこなので何とかしなきゃとグルグルしていたら、見つけちゃったの。そのお店。しかも、もう食べられますよ〜とのご返答。嬉しかったなぁ。私はそのおばさんに惚れてしまった。美味しいものが大好き!っていうのが言葉の端々から伺えて、そうそう私も!って感じ。また、来ます!なんて言いながらお店を後にしたけれど次回はいつ行けるのかしら?でも、金沢はいつ来ても美味しいものがあるけれど今度は冬にいらっしゃいと言われた。行くぜ!行ったる!行きたいよぉ!
 お店を後にしてふと時計を見ると11時過ぎてた。やっば〜い。チェックアウトは11時。急いで甘エビコロッケ買って、さわのいで満福パン買って、おばさんが食べ方を教えてくれた金時草(すごい、美味しい。なぜ東京で売ってないんだろう?)を買って、ホテルへ。11時半前にチェックアウト完了。そこから、荷物を持って香林坊へ。初日にチェックしておいた餅富へ。さすがにおはぎは日持ちがしないので、自分たちの分だけとあとはお土産に豆餅なんかを購入。もう、これさえ買ってしまえばあとは、ゆっくりとバスで駅へ戻る(200円)だけなので香林坊109のスタバで飲み物を買って、バス停留所へ。スタバでは金沢オリジナルのカップが売られてましたが、見るだけにしました。
 あとは、駅でなにか買い足すものがあるかなぁと思ったけど、特に無いし(円八のあんころは売られてました。でも、天狗舞を使ったお菓子は売られていず、お店で買っておけば良かったとちうが地団駄踏んでました。)さっさとホームに入って列車待ち。行きと同じく小松からバスで空港へ。この日はもう青春18切符がないので、小松までは480円でした。金沢12:20発小松12:49着。バスは13:00発。13時半待ち合わせにやはり15分くらい早く到着。チケットを受け取って空港の売店をうろついていたらなんと一番目立つところに円八のあんころ餅があった。行きに気がついていればあんなに苦労して店に行くこともなかった?!(行きにチェックしたのは到着ロビーのお土産売り場。)でも、松任の町も見られたし良しとしよう。心残りは無いけれど、また来たいよぉ!の北陸3日間の旅でした。お疲れさま。
 余談ですが、家の猫2匹は実家に預けていったので、翌日引き取りに行くつもりだったんですが、この日に行ってしまうことに。さすがに2匹を一人で連れて帰るのは無理だろうと人見知りするももだけ先に連れて帰ったらなんと翌日から雨。3日後、残してきたもう一匹を親が連れてきてくれたけどなんとずっしりと重くなっていた。いつも2匹で狭い家で居るけど、広い家で1匹でのんびりとしてきたら太ったってわけね。もしかして、良い休暇だった?グーちゃん。